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ニューグ作戦 (ハヤカワ文庫 SF ロ 1-369 宇宙英雄ローダン・シリーズ 369) (ハヤカワ文庫SF) 価格: 609円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 人類の秘密帝国のかくれ場を突き止めようと策謀を巡らすラール人とテラナーの静かな攻防を描く大長編SFスペース・オペラ宇宙英雄ローダン・シリーズ第369巻。本巻の執筆者は、SF本格派のヴルチェクと人気抜群のエーヴェルスです。新アインシュタイン帝国の大行政官アトランの築いた秘密帝国のポジションを掴めずに苛立つヘトソンの告知者ホトレノル=タアクは人類に対し卑劣な罠を仕掛けいよいよ積極的に動き始めます。
『ニューグ作戦』エルンスト・ヴルチェク著:故郷銀河に帰還したSZ=2乗員ラス・ツバイらは燃料不足を補うべくアトランの協力でニューガス燃料を貯蔵する惑星オリンプへと向かうが、そこではラール人 |
クシエルの矢〈1〉八天使の王国 (ハヤカワ文庫FT) 価格: 903円 レビュー評価:4.0 レビュー数:6 横文字苦手な私。
登場人物が多くて覚えられないのに、長ったらしい名字もご丁寧にずっと記されているから誰が誰だったか分りにくいです。。。
国の図解も書いてあるけど、それも覚えられず。。。
理解できなければそのまま読み進めても話は面白いのであえてスルーで。。。
内容は、ギリシャ神話と韓国ドラマの『ファン・ジニ』日本で言えば吉原をベースに、ドS貴族専門のドM娼婦が主人公です。
性技の他にスパイ的な技術も仕込まれ、国をも揺るがす政略の罠に翻弄される話です。
1巻は、大変な目に遭う前の序章なのでいいです |
クシエルの矢〈3〉森と狼の凍土 (ハヤカワ文庫FT) 価格: 1,050円 レビュー評価:4.0 レビュー数:1
命がけで戻って来たのに、また、つらい旅に出ることになります。
女王の密命を帯びて旅立つ三人。(流浪の王子)の真実と、それぞれの想いと葛藤、次々の試練
そして、出会いと別れ・・・
何でこんなに次々と大変なことになってしまうのかと、読み出したら止まらないので、いや、
止めたくなくなるんです・・・
読む人は時間の余裕を持ってお読み下さい。
今回も内容は厳しい、辛い事が山盛りでしたが、癒し系??のルッツ元帥に、「フェードルの野郎ども!」の
おかげで笑いもあって、やっぱり、面白 |
クシエルの矢〈2〉蜘蛛たちの宮廷 (ハヤカワ文庫FT) 価格: 903円 レビュー評価:5.0 レビュー数:3 何を書いてもネタバレになりそうなんで,
一巻目ではフェードルの周囲の世界でしたが,
今回はさらに広がり,
神々の国テールダンジュを取り巻くその他の世界が絡み
物語はどこへ終結していくのか
アングイセットはその中でどういう役回りなのか
最終巻ではどういう決着がつくか
期待してます。 |
螺鈿の四季〔ハヤカワ・ミステリ1832〕 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ) 価格: 1,365円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 本書でこのシリーズの長編は総て訳出されたことになる。
幾つもあるこのシリーズの大きな魅力のひとつに、主人公ディー判事以下ほんの端役にいたるまでの登場人物老若男女の実に活き活きとした描写、があると思う。
特に2人の副官、馬栄と喬泰が最高で大好きだ。(本書では、馬栄はお休み。喬泰の死に様が予言されている。)女たちもとびきり清楚だったり妖艶だったり愛らしかったりで、これ又魅力に溢れている。
彼らに会いたくて、早く早くと新刊を心待ちにしていたのだが、それだけに完結すればしたで何だか永のお別れのようでうら悲しい。中篇等の未訳が幾つかあるので、新刊発見という書店での心 |
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沙蘭の迷路 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ1823) 価格: 1,470円 レビュー評価:5.0 レビュー数:2 本書は、オランダ出身の外交官であり
東洋文化に精通した著者が
唐代の探偵小説『狄公案』に題材をとりつつ
中国以外の人にもその面白さが伝わるように再構成した推理小説。
西域の町・蘭坊を舞台に、頭脳明晰なディー判事が
不可解な老将軍の死の真相や
次々と沸き起こる難事件・珍事件を解き明かします。
中国の民衆小説の雰囲気を色濃く伝える構成や文体。
住民の息吹を活き活き |
護られし者3 攻勢 (ハヤカワ文庫FT) 価格: 735円 レビュー評価:4.5 レビュー数:3 敗北の屈辱と失意の念を乗り越え人類を脅かす敵・魔物に向かって攻勢に転じる若者達の活躍を描く傑作英雄ファンタジー大作の第1部完結編です。厳しい時代に生まれ否応なしに魔物との戦いを強いられ経験を積んで危機を乗り切って来た3人の若者達でしたが、何とも皮肉な事に中盤から今度は人間の悪党達に酷い目に遭わされます。裏切り・闇打ち・盗賊と身も心も痛めつけられた末、やがて遂に運命が3人の歩む道を交差させ、互いに助け合いながらクライマックスの杣が洞村での魔物との決戦に流れ込んで行きます。それぞれに苦労を重ねた3人は全く違う方法で魔物に対処します。一番年下で17歳のロジャーは旅芸人として陽気なお話で人々を励ます |
護られし者〈2〉代償 (ハヤカワ文庫FT) 価格: 756円 レビュー評価:4.0 レビュー数:1 イギリスの出版社に才能を認められて作家デビューしたファンタジー界期待の新星ブレットの処女作で、著者生誕の地アメリカに先駆けて先行出版されたファン待望の第二巻です。物語の中心で活躍する三人の少年少女はそれぞれに試練を経て逞しく成長して行きます。まず前巻では出番が少なかったロジャーは、僅か三歳の時に魔物に生家を襲撃されて両親と死に別れ、偶然旅芸人の美声アリックに命を助けられてそのまま弟子になり興行の旅をしながら暮らしています。七年後十歳になったロジャーは、歳を取り酒で身を持ち崩したアリック師匠を頼りにせず勇気を出して独りで舞台に立ちます。まだ少し心配ですが弱音を吐かず負けないで根性で乗り切って行 |
水底の妖(ハヤカワ・ポケット・ミステリ1829) 価格: 1,365円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 ディー判事シリーズの新訳シリーズも、
本書と、あと一冊の長篇を残すのみ。
ずらっと揃ったポケミス版を見ていると、
なかなか感慨深いものですね。
本書は、前は『中国湖水殺人事件』という題だったものですが
翻訳が変わると、作品の中身まで変わったように見えます。
読みやすくなったので、前の版をおもちの人も是非。
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