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クシエルの矢〈1〉八天使の王国 (ハヤカワ文庫FT) 価格: 903円 レビュー評価:4.0 レビュー数:5 物語は主人公の過去を語る口調でストーリーが進行していきます。つまりは過去の日記を読み上げている。今振り返ってみればこうだったと今では分かるのに。といった感じです。その為、対話での表現より状況の描写に非常に力が入っており主人公の強いイメージの回想シーンだということが痛切に分かります。というのがこの本の一番の特徴です。
第二に、この物語は早い話が神話がある程度現実にあり得ること、という設定でその神の一人クシエルの加護というか厄付きが主人公でその誕生から描かれています。事細かに詳しい伝記というのが分かりやすいかな……。また、魔法・剣は100%と言っていいほど出てきません。それについては |
クシエルの矢〈3〉森と狼の凍土 (ハヤカワ文庫FT) 価格: 1,050円 レビュー評価:4.0 レビュー数:1
命がけで戻って来たのに、また、つらい旅に出ることになります。
女王の密命を帯びて旅立つ三人。(流浪の王子)の真実と、それぞれの想いと葛藤、次々の試練
そして、出会いと別れ・・・
何でこんなに次々と大変なことになってしまうのかと、読み出したら止まらないので、いや、
止めたくなくなるんです・・・
読む人は時間の余裕を持ってお読み下さい。
今回も内容は厳しい、辛い事が山盛りでしたが、癒し系??のルッツ元帥に、「フェードルの野郎ども!」の
おかげで笑いもあって、やっぱり、面白 |
ハリー・ポッターの魔法世界ガイド 価格: 1,890円 レビュー評価:5.0 レビュー数:5 第1巻がでたころは、出てくる物のほとんどが目新しく、こういったガイドがないと読み進めませんでした。
第5巻くらい以降は、それほど目新しいものは出てきていないような気もします。
それとも、何冊もこういうガイドを沢山読んだために、ハリポタの世界が身についてしまったのかもしれません。
そんなポッタリアン必携の1冊でしょう。 |
クシエルの矢〈2〉蜘蛛たちの宮廷 (ハヤカワ文庫FT) 価格: 903円 レビュー評価:5.0 レビュー数:3 何を書いてもネタバレになりそうなんで,
一巻目ではフェードルの周囲の世界でしたが,
今回はさらに広がり,
神々の国テールダンジュを取り巻くその他の世界が絡み
物語はどこへ終結していくのか
アングイセットはその中でどういう役回りなのか
最終巻ではどういう決着がつくか
期待してます。 |
水底の妖(ハヤカワ・ポケット・ミステリ1829) 価格: 1,365円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 ディー判事シリーズの新訳シリーズも、
本書と、あと一冊の長篇を残すのみ。
ずらっと揃ったポケミス版を見ていると、
なかなか感慨深いものですね。
本書は、前は『中国湖水殺人事件』という題だったものですが
翻訳が変わると、作品の中身まで変わったように見えます。
読みやすくなったので、前の版をおもちの人も是非。
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イスタンブールの毒蛇 (ハヤカワ・ミステリ文庫) 価格: 945円 レビュー評価:4.5 レビュー数:2 オスマン・トルコ帝国に使える宦官ヤシムを主人公にした『イスタンブールの群狼』で
MWA最優秀長編賞を受賞した著者によるシリーズ第2作。
内容を2時間サスペンス風に紹介すれば
宦官ヤシムの事件簿2
壮麗なイスラム建築と多彩なトルコ料理―
人種・宗教が複雑に絡み合う古都イスタンブールを舞台に
頻発する商店襲撃と、その背後に潜む巨大な陰謀を
明晰な推理が見事に暴く!!
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教会の悪魔 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ1811) 価格: 1,155円 レビュー評価:4.5 レビュー数:3 英国歴史ミステリーの第一人者ドハティーの代表作シリーズ、密偵ヒュー・コーベット登場の記念すべき第一作です。本書の魅力は何といっても王座裁判所書記の肩書きを持つ密偵ヒュー・コーベットの人物造形にあるでしょう。彼は中世ロンドンで時のイングランド王エドワードに仕え、十年前にはウェールズ戦役の遠征に志願して出兵した歴戦の勇士です。今も刺客から身を守る優れた剣の使い手であるばかりでなく、不可解な謎を論理的に解明する頭脳明晰で確かな洞察力も兼ね備えています。また、七年前に妻子を流行病のペストで失うという悲しい過去の出来事の記憶を背負って生きており、時折思い出して静かにフルートを独奏するといった繊細な一面 |
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