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クシエルの矢〈1〉八天使の王国 (ハヤカワ文庫FT) 価格: 903円 レビュー評価:4.0 レビュー数:7 この巻はケアリーによる「クシエルの遺産 Kushiel's Legacy」シリーズの全6巻の最初の巻「クシエルの投矢 Kushiel's Dart」を3分冊で邦訳したものです。6巻の前半3巻は本巻のヒロインであるフェードルがヒロインを務めるフェードル三部作になります(後半3巻はイムリール三部作)。他のレビューにもある通り、ファンタジー小説としては珍しく官能的ですが、第2巻「クシエルに選ばれし者 Kushiel's Chosen」、第3巻「クシエルの化身 Kushiel's Avatar」と続く巻では官能方面はそれほど強調されていません。ちなみに後半イムリール三部作の第1巻「クシエルの裔 Ku |
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クシエルの矢〈3〉森と狼の凍土 (ハヤカワ文庫FT) 価格: 1,050円 レビュー評価:4.0 レビュー数:1 命がけで戻って来たのに、また、つらい旅に出ることになります。
女王の密命を帯びて旅立つ三人。(流浪の王子)の真実と、それぞれの想いと葛藤、次々の試練
そして、出会いと別れ・・・
何でこんなに次々と大変なことになってしまうのかと、読み出したら止まらないので、いや、
止めたくなくなるんです・・・
読む人は時間の余裕を持ってお読み下さい。
今回も内容は厳しい、辛い事が山盛りでしたが、癒し系??のルッツ元帥に、「フェードルの野郎ども!」の
おかげで笑いもあって、やっぱり、面白か |
クシエルの矢〈2〉蜘蛛たちの宮廷 (ハヤカワ文庫FT) 価格: 903円 レビュー評価:5.0 レビュー数:3 何を書いてもネタバレになりそうなんで,
一巻目ではフェードルの周囲の世界でしたが,
今回はさらに広がり,
神々の国テールダンジュを取り巻くその他の世界が絡み
物語はどこへ終結していくのか
アングイセットはその中でどういう役回りなのか
最終巻ではどういう決着がつくか
期待してます。 |
ニューグ作戦 (ハヤカワ文庫 SF ロ 1-369 宇宙英雄ローダン・シリーズ 369) (ハヤカワ文庫SF) 価格: 609円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 人類の秘密帝国のかくれ場を突き止めようと策謀を巡らすラール人とテラナーの静かな攻防を描く大長編SFスペース・オペラ宇宙英雄ローダン・シリーズ第369巻。本巻の執筆者は、SF本格派のヴルチェクと人気抜群のエーヴェルスです。新アインシュタイン帝国の大行政官アトランの築いた秘密帝国のポジションを掴めずに苛立つヘトソンの告知者ホトレノル=タアクは人類に対し卑劣な罠を仕掛けいよいよ積極的に動き始めます。
『ニューグ作戦』エルンスト・ヴルチェク著:故郷銀河に帰還したSZ=2乗員ラス・ツバイらは燃料不足を補うべくアトランの協力でニューガス燃料を貯蔵する惑星オリンプへと向かうが、そこではラール人 |
ハリー・ポッターの魔法世界ガイド 価格: 1,890円 レビュー評価:5.0 レビュー数:5 第1巻がでたころは、出てくる物のほとんどが目新しく、こういったガイドがないと読み進めませんでした。
第5巻くらい以降は、それほど目新しいものは出てきていないような気もします。
それとも、何冊もこういうガイドを沢山読んだために、ハリポタの世界が身についてしまったのかもしれません。
そんなポッタリアン必携の1冊でしょう。 |
真珠の首飾り (ハヤカワ・ポケット・ミステリ) 価格: 945円 レビュー評価:4.5 レビュー数:2 唐代の実在の宰相狄仁傑を主人公に据えた ディー判事もの、HPB第一弾 判事が赴任した(と設定されている) 第三の都市を舞台に 宮中の陰謀を乱麻のごとく解決します 中国の伝奇を下敷きに 痛快な推理小説が生まれています |
観月の宴 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ) 価格: 1,050円 レビュー評価: 4.0 レビュー数:2 ディー判事が友人の隣県知事ルオを訪れた際の殺人事件である。そのため、お馴染みの副官たちは一回も登場しない。ルオの協力もあるが、基本的にはディーが単独行動で謎を解き明かしていく。足で稼いで回っているのである。そのあたりの新味が心地よかった。ルオも魅力的なキャラクターだ。 事件、真犯人、トリックなどは、いつもと同じく、たいした面白みはない。古文書の調査に訪れた青年が殺され、続いて美しくない舞妓が殺される。狐の娘なども登場して物語を盛り上げようとするが、もうひとつ。 容疑者のキャラクターがどの作品でもパターン化されているのも残念。 巻末で著者が当時(7世紀)の中国に弁髪は |
螺鈿の四季〔ハヤカワ・ミステリ1832〕 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ) 価格: 1,365円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 本書でこのシリーズの長編は総て訳出されたことになる。
幾つもあるこのシリーズの大きな魅力のひとつに、主人公ディー判事以下ほんの端役にいたるまでの登場人物老若男女の実に活き活きとした描写、があると思う。
特に2人の副官、馬栄と喬泰が最高で大好きだ。(本書では、馬栄はお休み。喬泰の死に様が予言されている。)女たちもとびきり清楚だったり妖艶だったり愛らしかったりで、これ又魅力に溢れている。
彼らに会いたくて、早く早くと新刊を心待ちにしていたのだが、それだけに完結すればしたで何だか永のお別れのようでうら悲しい。中篇等の未訳が幾つかあるので、新刊発見という書店での心 |
ヴァンパイアはご機嫌ななめ 価格: 1,680円 レビュー評価:5.0 レビュー数:2 表紙を見た限りではこの本の面白さは伝わらない!
パラノーマルが大好きなので暇つぶしに手に取ったら、まあおもろいことおもろいこと!
今まで、人情家で男前で軽薄な愛すべきヴァンパイアのヒロインなんか居たかしらん?
今では私の落ち込んだときに読む本ベスト3の内の一冊です、何故続編が出ないのか全く不思議だわ。 |